・台風の窓ガラスの対処方法
・窓ガラスを割れにくくする方法
・割れた際のガラスの飛散を防止する方法
台風が接近する直前に、窓ガラスに養生テープを米印に貼り付け、ガラスが割れて、飛び散るのを防ぐ方法があります。
しかし、巨大なハリケーンが発生するアメリカの連邦緊急事態管理庁では「ハリケーン対策で窓にテープを貼るのは時間とエネルギーの無駄」と発表しています。
【参考資料】
https://www.fema.gov/media-library-data/20130726-1622-20490-3346/hurricanefactsheet_final.pdf
また、養生テープでは窓ガラスの強度が下がるという意見も出ています。
しかし、養生テープはガラスが割れた時の飛散防止には役立つと考えられるため、無いよりはあったほうが良いと考えます。
日本の窓を取り扱う3メーカーも同様にテープは有効としています。
しかし、養生テープを張ることが、1番の台風対策とはかぎりません。
この記事を読むことで、台風による被害を最小限に抑え、ご家族・ご自身の未来を守りましょう。
窓ガラスが割れるのを防止する方法
①雨戸やシャッター(第1選択)
②合板や板などの打ち付け
③プラスチックダンボール+養生テープ(おすすめ)
割れるのを防止する一番の方法は、雨戸やシャッターです。
雨戸・シャッター
雨戸やシャッターであれば、頑丈であり、台風通過後も片づけや収納を考える必要がありません。
雨戸やシャッターがない場合は後付けすることも可能です。
しかし、高価なため中々手が出しずらいものです。
次に強度のある対策は、合板などを打ち付ける方法です。
合板などを打ち付ける方法
合板は頑丈であり、外壁にくぎなどで打ちつけるとがっちり固定することができます。
しかし、
・外壁に傷がつく
・板の準備
・板が重たい
・取り付け・取り外しに労力が必要
・使用後の板の保管または破棄の方法
などのデメリットがあります。
そこで私も実践しているおすすめする方法は、プラスチックダンボール(プラダン)と養生テープを使う方法です。
プラスチックダンボールと養生テープを使う方法
プラスチックダンボールは、
・軽量
・養生テープで固定できる
・濡れても耐久性が落ちない
・一度窓に合うものを準備したら繰り返し使える
などのメリットがあります。
合板と違い軽いため扱いやすく、養生テープで簡単に取り付けができ、普通の段ボールのように濡れて破れることもありません。
1度購入したら繰り返し使用できるため、捨てずに保管しておきましょう。
貼り付ける際は、窓ガラス自体ではなく、窓ガラスの枠に、養生テープでなるべく隙間が無いように貼り付けましょう。
\台風直前は売り切れるためストックしておきましょう/
窓ガラスの飛散を防止する方法
①ガラス飛散防止フィルム
②窓の内側に段ボールを貼り付ける
③カーテンが動かないように固定する
飛散を防止するためには、まず第1に専用の飛散防止フィルムを貼りましょう。
ガラス飛散防止フィルム
飛散防止フィルムは、ガラス全面を覆うため、どの部分にあたっても飛散を低減できます。
【参考資料】
※ガラスが割れる音が鳴ります。苦手な方は音量を下げてから再生ください。
窓ガラスのサイズに合ったフィルムでは、全体が均一にガラスと接触し、強度の低下も最小限にできます。(窓ガラスは接触するものがあると、強度が低下するとの説もある→これが最小限に抑えられる。)
また、1度貼ってしまえば、はがす必要はありません。
・50ミクロン以上の厚さ
・内貼り用のフィルム
・JIS規格適合品
\楽天はmm単位のオーダーが可能/
段ボールで窓の内側から貼り付ける
窓ガラスが割れたときに飛び散るガラスを、段ボールを貼り付けることで防ぐことができます。
段ボールは、100均にもありますし、スーパーなどでも貰うことができます。
カーテンが動かないように固定する
さらに、カーテン閉めた状態で動かないように固定しておけば、ガラスの飛散を最小限まで抑えることができます。
【まとめ】おすすめする窓ガラスの台風対策
私がおすすめする窓ガラスの台風対策についてお伝えしました。
①雨戸やシャッター(第1選択)
②合板や板などの打ち付け
③プラスチックダンボール+養生テープ(おすすめ)
上記のどれか1つを実践して、窓ガラスが割れるのを防止しましょう。
①ガラス飛散防止フィルム(なければ養生テープ)
②窓の内側に段ボールを貼り付ける
③カーテンが動かないように固定する
上記の3つを実践して、窓ガラスの飛散によるけがを防止しましょう。
この対策で、多くのご家庭が安全に、台風を乗り越えることを願っています。